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[生活療養標準負担額]居住費部分について370円に引上げ

【告示】健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示(平成29年6月30日厚生労働省告示第239号)

【通知】「健康保険法施行規則等の一部を改正する省令」及び「健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示」の公布について(平成29年6月30日保発0630第1~3号)

入院時生活療養費に係る生活療養標準負担額について、次の①居住費に係る部分②境界層該当者の取扱い③食費に係る部分―が改正され、平成29年10月1日から適用される。
ただし、医療の必要性の高い者に係る生活療養標準負担額の引上げについては、平成29年10月1日及び平成30年4月1日の2段階で引き上げられる。

① 居住費に係る部分の見直し

65歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち、医療の必要性の低い患者は、平成29年10月1日から居住費の標準負担額が「1日320円」から「1日370円」に引き上げられる。
医療の必要性の高い患者(指定難病患者を除く)は、平成29年10月1日から「1日0円」から「1日200円」に、平成30年4月1日から「1日370円」に引き上げられる。
ただし、指定難病患者及び老齢福祉年金受給者(後期高齢者医療制度の被保険者のみ)は、引き続き「1日0円」である。

② 境界層該当者の取扱いの見直し

食費及び居住費について「1食100円」かつ「1日0円」に減額すれば、生活保護を必要としない状態となる者(境界層該当者)の食費及び居住費は、「1食100円」かつ「1日0円」となる。

③ 食費に係る部分の見直し

医療の必要性の高い患者(指定難病患者を除く)の一般所得者の食費の標準負担額は、平成30年4月1日から、医療の必要性の低い患者の一般所得者と同様に、生活療養(Ⅰ)の場合は「1食460円」、生活療養(Ⅱ)の場合は「1食420円」となる。

関連書籍

『健康保険法総覧(平成29年8月版)』

『社会保険のてびき(平成29年度版)』

『社会保険の事務手続(総合版)(平成29年度版)』

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