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[健康保険]性同一性障害者の被保険者証の氏名表記の取扱い

【通知】被保険者証の氏名表記について(平成29年8月31日保保発0831第3号・保国発0831第1号・保高発0831第1号)

国民健康保険では、性同一性障害者の被保険者証の氏名表記については、平成28年7月13日付けで国民健康保険課より「保険者の判断による表記方法で差し支えない」旨の事務連絡がされている。

今回は、健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度における性同一性障害者の被保険者証の氏名表記の取扱いと留意事項について、改めて整理がなされたものである。

具体的には次の通り示されているが、更なる詳細がQ&A方式で掲載されている。

▽性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から、被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申し出があり、保険者がやむを得ないと判断した場合には、被保険者証における氏名の表記方法を工夫しても差し支えない。

▽被保険者証における氏名の表記方法については、様々な場面で被保険者証が本人確認書類として利用されていることに鑑み、裏面を含む被保険者証全体として、戸籍上の氏名を確認できるようにすること。

(例1)被保険者証の表面の氏名欄には「通称名」を記載し、裏面の備考欄に「戸籍上の氏名は○○」と記載

(例2)被保険者証の表面の氏名欄に「戸籍上の氏名」を記載するとともに「通称名は○○」と併記

▽保険者において、性同一性障害を有するか否か判断するために、医師の診断書等の性同一性障害を有することを確認できる書類及びその通称名が社会生活上日常的に用いられていることが確認できる添付書類を求める。その際、別添の申出書の参考様式を適宜加工して利用しても差し支えない。

<Q&Aから要点を抜粋>

▽性同一性障害者が、被保険者の氏名欄について、戸籍上の氏名と異なる氏名(以下「通称名」という。)の記載を希望した場合、保険者がやむを得ないと判断した場合は、被保険者証の表面には通称名を、裏面に戸籍上の氏名を記載する等、保険者の判断により被保険者証における氏名表記の記載方法を工夫して差し支えないとしたものであり、裏面も含めた被保険者証全体として戸籍上の氏名を記載するという従来からの取扱いを変更するものではない。

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