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[検査]EGFR遺伝子検査(血漿)の改良項目とサイトメガロウイルス核酸検出(尿)を追加

【通知】検査料の点数の取扱いについて(平成291228日保医発1228第2号)

平成30年1月1日から、EGFR遺伝子検査(血漿)[検査料の点数の取扱いについて(平成29年6月30日保医発0630第1号)により平成29年7月1日から保険適用。【関連記事→[検査]EGFR遺伝子検査(血漿)が新たな検査として保険適用】]の改良項目と、サイトメガロウイルス核酸検出(尿)が新たに保険適用された。

EGFR遺伝子検査(血漿)の改良項目(リアルタイムPCR法)の販売名は、「コバスEGFR変異検出キットv2.0」(ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社)で、D006-2造血器腫瘍遺伝子検査の所定点数(2,100点)に準じて算定する。

なお、EGFR遺伝子検査(血漿)の改良項目が保険適用されたことに伴い、本検査の留意事項が次のように改正されている。

◇ EGFR遺伝子検査(血漿)[下線部は変更点]
ア EGFR遺伝子検査(血漿)は、D006-2造血器腫瘍遺伝子検査の所定点数に準じて算定する。

イ 本検査は、血漿を用いてリアルタイムPCR法で測定した場合に算定できる。

ウ 本検査は、肺癌の詳細な診断及び治療法を選択する場合、又は肺癌の再発や増悪により、EGFR遺伝子変異の2次的遺伝子変異等が疑われ、再度治療法を選択する場合に、患者1人につきそれぞれの場合で1回に限り算定できる。ただし、本検査の実施は、医学的な理由により、肺癌の組織を検体として、D004-2悪性腫瘍組織検査の「1」悪性腫瘍遺伝子検査の「イ」EGFR遺伝子検査(リアルタイムPCR法)又は「ロ」EGFR遺伝子検査(リアルタイムPCR法以外)を行うことが困難な場合に限る。なお、本検査の実施にたっては、関連学会が定める実施指針を遵守すること。

 本検査を実施した場合には、肺癌の組織を検体とした検査が実施困難である医学的な理由をカルテ及びレセプト摘要欄に記載する。

 本検査と、肺癌の組織を検体としたD004-2悪性腫瘍組織検査の「1」悪性腫瘍遺伝子検査の「イ」EGFR遺伝子検査(リアルタイムPCR法)又は「ロ」EGFR遺伝子検査(リアルタイムPCR法以外)を同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。

【測定項目】EGFR遺伝子検査(血漿)
【測定方法】リアルタイムPCR法
【測定目的】血漿中のEGFR遺伝子変異の検出
【主な対象】非小細胞肺癌の患者のうち、医学的な理由により、肺がんの組織を検体とした検査を行うことが困難な患者
【有用性】肺がん患者のうち、初回治療でEGFR特異的チロシンキナーゼ阻害薬を検討する際に、これまで医学的な理由により組織検体を採取できずEGFR遺伝子変異検査できなかったものが、血漿中のEGFR遺伝子変異を検出することが可能となった。
【推定適用患者数】年間約3,500人

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