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[検査]総カルニチンと遊離カルニチンを追加

【通知】検査料の点数の取扱いについて(平成30年1月31日保医発0131第3号)

平成30年2月1日から、総カルニチンと遊離カルニチンが新たに保険適用された。

総カルニチン(酵素サイクリング法)と遊離カルニチン(酵素サイクリング法)の販売名は、それぞれT-Carnitine試薬カイノスとF-Carnitine試薬カイノス(株式会社カイノス)で、それぞれD007血液化学検査の「24」のLDアイソザイム1型の所定点数(95点)に準じて算定する。

なお、その他の留意事項は次の通りである。

① 本検査は、酵素サイクリング法により測定した場合に算定する。

② 先天性代謝異常症の診断補助又は経過観察のために実施する場合は、月に1回を限度として算定する。

③ 静脈栄養管理若しくは経腸栄養管理を長期に受けている筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症若しくは小児の患者、人工乳若しくは特殊治療用ミルクを使用している小児患者、バルプロ酸ナトリウム製剤投与中の患者、Fanconi症候群の患者又は慢性維持透析の患者におけるカルニチン欠乏症の診断補助若しくは経過観察のために実施する場合は、6月に1回を限度として算定する。

④ 同一検体について、本検査とD010特殊分析の「8」先天性代謝異常症検査(1,176点)を併せて行った場合は、主たるもののみ算定する。

⑤ 本検査の実施に当たっては、関係学会の定める診療に関する指針を遵守する。

【測定項目】総カルニチン、遊離カルニチン
【測定方法】酵素サイクリング法
【測定目的】血清又は血漿中の総カルニチン、遊離カルニチンの測定
【主な対象】先天性代謝異常症を疑う患者やカルニチン欠乏のリスクが高い患者(長期の経腸栄養管理を受けている小児等)であって、カルニチン欠乏症を疑う臨床症状・臨床徴候や検査異常を呈する患者
【有用性】カルニチン欠乏症を診断し、血中カルニチン濃度に基づいたカルニチン補充療法を実施することが可能となる。
【推定適用患者数】年間約99,000人

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