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塩崎厚労相が国会で所信表明(2月15日)

塩崎恭久厚生労働大臣は2月15日の衆議院厚生労働委員会で、所信表明を行った。働き方改革の重要性を前面に押し出し、長時間労働の是正や高齢者雇用の促進に取り組んでいく姿勢を強調した。医療保険制度や介護保険制度については制度の持続可能性を確保し、世代内・世代間の公平を図る観点から、制度の見直しを行うことを訴えた。

塩崎厚労相は所信表明で、働き方改革、医療保険制度や介護保険制度の見直し、画期的な医薬品や医療機器を開発するための環境整備、薬価制度の抜本改革、薬の偽造品への対応、がん対策、データヘルスの推進、地域共生社会の実現、震災対応など国民生活に直結する幅広い様々な厚労行政の課題に対応していく考えを示した。

医師偏在対策は、高齢化やICT、AI等の発展など医療を取り巻く環境の変化を踏まえ、増える医療需要に対する担い手を確保するため、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の議論を踏まえて、議論を進めていくとした。

また、国会に提出する法案の概要を説明した。地域包括ケアシステムを強化するための介護保険法等改正案を提出し、保険者の強化、自立支援・重度化防止を図る。

相模原市の障害者施設で起きた殺人事件の対応としては、入院措置を講じた者の退院後の医療支援を強化する。健康増進法改正案については、東京オリンピック・パラリンピックに向け、受動喫煙の防止対策を講じる。厚生労働省設置法改正案では、医務技監を創設する。このほか、医療法等改正案などを提出すると報告した。

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