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日本老年精神医学会が開催(6月6日)

第34回日本老年精神医学会が6月6~8日、仙台市で開催された。大会テーマは「希望と尊厳をもって暮らせる社会をめざして」。

これについて、大会長を務めた粟田主一・東京都健康長寿医療センター研究所研究部長は、2014年に発足した認知症の当事者組織「日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)」の活動目標に掲げられたキーワードであったことを紹介。「この言葉は、これから我が国の社会にとって本質的に重要な意味を持つものと考え、JDWGの許可を得て大会テーマにさせていただいた」と述べた。

6月7日に開催されたシンポジウム「認知症疾患医療センターの新たな展開に向けて」の中で、同学会理事長の池田学・阪大大学院教授は、専門医・専門職種の人材育成に言及。老年精神医学会と日本認知症学会の専門医の数は両方合わせて2300人程度で、都道府県における認知症疾患医療センターの数と専門医数は相関関係にあり、「疾患医療センターが少ない県は専門医が非常に少ない」と指摘した。

3年間の研修を行う認定施設の少ない地域では学会専門医の養成が難しいなどの課題もあり、学会専門医よりもハードルの低い「学会認定医(仮称)」の創設に向けて検討していることを明らかにした。

 

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