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協会けんぽの元年度決算は5399億円の黒字、準備金残高は3兆円超える(7月3日)

全国健康保険協会は7月3日、令和元年度決算見込みを発表した。収入は10兆8697億円、支出は10兆3298億円で収支差は5399億円となり、0準備金残高は3兆3920億円で過去最高額となった。

収入は前年度から5235億円(5.1%)増加した。協会けんぽは、人材派遣健康組合などの大規模健保組合の解散による被保険者数の増加や、賃金上昇によるものと説明している。

支出については、前年度から5785億円(5.9%)増加した。そのうち保険給付費は前年度より6.1%増加、高齢者医療にかかる拠出金は3.6%増加した。

準備金残高は過去最高を更新し、保険給付費等に要する費用の4.3か月分となった。中島誠理事は、「今後、収入については新型コロナの影響による経済の悪化で保険料収入の減少が懸念されることに加え、支出についても新型コロナの感染拡大前には1人当たり医療給付費の伸びが高く推移していることや、高額薬剤の保険収載、令和4年度以降に見込まれる後期高齢者支援金の増加等を踏まえると、協会けんぽの財政は引き続き楽観を許さない状況」との見解を示している。

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