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介護福祉士など3福祉士の就労状況調査を公表(7月9日)

社会福祉振興・試験センターは9日、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の就労状況調査の速報版を公表した。

福祉・介護・医療の分野での就業経験がある潜在有資格者が再就業で重視する条件をみると、介護福祉士では職場の人間関係や給与が、社会福祉士では育児・介護の支援を得られることや職場の人間関係が目立った。他方、精神保健福祉士では、「やりたい仕事ができる」ことが多かった。また再就業する際に希望する支援策については、3福祉士いずれでも「現在の福祉・介護・医療制度に関する研修」が最も多かった。

調査結果について厚労省は、潜在有資格者の支援策を検討する際などで活用する意向を示している。

再就業では職場の人間関係、賃金を重視──介護福祉士

介護福祉士登録者の総数約175万人の3分の1にあたる58万2319人が回答した。

このうち福祉・介護・医療の分野で仕事をしている人は76.3%(44万4031人)、現在、仕事をしていない人は13.8%、福祉等以外の分野で仕事をしている人は7.0%など。福祉等分野で仕事をしている人のうち最も多いのは高齢者福祉関係で81.8%に上った。

現在、仕事をしてない人のうち福祉等分野で就業経験がある人は90.2%。福祉等の職場を辞めた最大の理由は、「心身の健康状態の不調」で21.6%。復帰の意向を尋ねたところ「条件があえば(福祉等分野で)働きたい」が35.2%、「是非働きたい」が7.2%おり、最も重視することは「職場の雰囲気や人間関係」(21.6%)、次いで「勤務形態が選べる」(17.6%)をあげた。

福祉等分野以外で仕事をしている人のうち福祉等分野での就業経験がある人は87.2%。「条件があえば働きたい」が38.4%、「是非働きたい」が3.2%おり、最も重視することは「給与や賃金の水準」(24.8%)、次いで「職場の雰囲気や人間関係」(20.8%)をあげた。

再就業する際に希望する支援策は、いずれでも「現在の福祉・介護・医療制度に関する研修」が多く、4~5割であった。

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