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令和3年度調査の薬価と市場実勢価格の平均乖離率は7.6%(12月3日)

厚労省は3日の中医協総会に薬価調査の速報値を報告した。医薬品の価格は令和3年9月の取引分を調査し、薬価と市場実勢価格の平均乖離率は7.6%で令和2年度の8.0%より0.4ポイント低下した。後発医薬品の数量シェアは79.0%で、令和2年度の78.3%より0.7ポイント上昇した。

薬価調査結果の速報値
出典:中医協総会(2021/12/3)資料

なお、九州地区で医薬品卸6社が国立病院機構の発注した取引で談合を行った疑いがあり、調査中であることから、その分の取引データは除外している。

令和4年度薬価改定で、薬価は市場実勢価格に近づけて引き下げられる。通常改定では、乖離率から2%の調整幅が引かれるが、令和3年度薬価改定では、初の中間年改定であったこともあり、特例的に0.8%分をさらに緩和し対象も狭めた。

特定保険医療材料価格調査の速報値も報告された。材料の価格は令和3年5~9月の取引分を調査し、薬価と市場実勢価格の平均乖離率は3.8%で令和2年度の5.8%より2.0ポイント低下した。なお、特定保険医療材料価格の調整幅は4%となっている。

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