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支払基金が令和3年度の診療報酬確定状況を発表 金額は8%増加しコロナ前を上回る(6月29日)

社会保険診療報酬支払基金(神田裕二理事長)は6月29日に会見を開き、令和3年度の診療報酬の確定状況を発表した。診療報酬確定金額は前年度から8%増加し、新型コロナ流行前の令和元年度の金額も上回った。

支払基金の真鍋伸子執行役が3年度の診療報酬の確定状況を説明した。3年4月から4年3月の診療分について、再審査分などを調整した後の「確定件数」は11万3408件で、前年度から10.2%増加したが、新型コロナ流行前の元年度と比べると▲1.3%となっている。

支払基金が3年4月から4年3月診療分について医療機関に支払った「確定金額」は13兆5822億円で、前年度から8.0%増加となり、元年度と比べても4.7%増となっている。

●コロナ関連点数を除くとコロナ前の元年度と同水準

電子レセプトの総点数は1兆5368億点で、前年度より7.7%増加した。このうち、公費の対象や、コロナの診療報酬上の臨時の取扱い、感染症対策実施加算といった「コロナ関連点数」は569億点。真鍋執行役はこのコロナ関連点数について「約42%を『検査』が占める」と指摘した。

総点数からコロナ関連点数を差し引くと1兆4799億点で、コロナ流行以前の元年度の総点数1兆4810億点とほぼ同水準だった。

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