年金時代

石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー

被保険者が離婚後に死亡したときの遺族年金について

(『月刊年金時代』2015年4月号掲載)

事例

会社員のA男さん(昭和49年5月10日生まれで40歳)は、離婚して実家の父母(65歳と63歳)に先妻の子(13歳)を預けていたのですが、平成27年3月10日に急性心不全で在職中に死亡しました。なお、死亡時にA男さんは内縁(事実婚)関係のB子さん(第3号被保険者)と一緒に生活しており、2人の間には子はありません。A男さんは先妻の子および父母に仕送り等していて生計維持関係はありました。A男さんの年金加入歴は、大学在学中は国民年金に未加入で、平成9年4月1日に厚生年金被保険者の資格を取得しました。遺族年金はだれが受給できるでしょうか。
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石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー
電子計測器メーカーで資材部長・営業部長・厚生年金基金常務理事を経験。定年退職後、社会保険労務士事務所開業。千葉県内の年金事務所の年金相談員経験者。豊富な相談事例をもち、雑誌、書籍等多数執筆。
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