年金時代

石渡 登志喜(いしわた・としき)/千葉県社会保険労務士会

重婚的内縁関係における遺族厚生年金について

(『月刊年金時代』2017年2月号掲載)

事例

A男さんは、厚生年金保険の被保険者期間中、平成28年9月20日に亡くなりました。A男さん(以下、「亡A」)は死亡時に477月の被保険者期間を有しており、戸籍上の妻B子さんがいます。しかし、内縁の妻であると主張するE子さんが遺族厚生年金を請求しました。亡Aは15年前から死亡に至るまでE子さんと同居していましたが、死亡時において、住民票は本妻であるB子さんと同じままとなっていました。内縁の妻であるE子さんは遺族厚生年金を受給できますか。
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石渡 登志喜(いしわた・としき)/千葉県社会保険労務士会
電子計測器メーカーで資材部長・営業部長・厚生年金基金常務理事を経験。定年退職後、社会保険労務士事務所開業。現在、千葉県内の年金事務所の年金相談員。豊富な相談事例をもち、雑誌、書籍等多数執筆。
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