年金時代

香取 照幸(かとり てるゆき)/駐アゼルバイジャン日本国特命全権大使

第5回 国家・社会の発展段階と社会保障【前編】

みなさんこんにちは。連載第3回になる今回と次回に分けて、「国家・社会の発展段階と社会保障」について考えてみたいと思います。

その前に、「前回お約束」のF1のお話をします。

F1アゼルバイジャングランプリは6月23日から25日まで、快晴のバクー市内で開催されました。私は25日(日曜日)の決勝戦を、知人のトルコ人夫妻のマンション屋上(コースのすぐ脇にある絶妙な観戦ポイント!)から各国大使仲間や知人たちと一緒に観戦しました。

街中を走るレースはなかなかの迫力、7階のテラスにも轟音が鳴り響いてきました。

屋上からの眺め。右側コースの奥がゴール。この直線を360キロ以上でぶっ飛ばします。手前の横断幕に注目。どこの世界に酒飲んで運転するF1ドライバーがいます? これ、直前まで公道として普通に使っていたことの証拠です。レーサー気分でぶっ飛ばす一般市民ドライバーが後を絶たなかったんだそうです。


屋上の様子。みんなビール片手にレース観戦。「誰がトップ?」「知らな〜い」

さて。それでは次に今回の本題に入ります。

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香取 照幸(かとり てるゆき)/駐アゼルバイジャン日本国特命全権大使
東京都出身。1980年東京大学法学部卒業後、厚生省入省。年金局年金課課長補佐、埼玉県生活福祉部老人福祉課長、厚生省大臣官房政策課企画官(高齢者介護対策本部事務局次長)、厚生労働省政策統括官(社会保障担当)・内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)併任、年金局長、雇用均等・児童家庭局長などを経て2016年6月辞職。2017年3月より現職。
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