年金時代

年金時代編集部

第4回 受給のポイントを知って、enjoy! DC年金ライフ

受給開始時期と受け取り方法を確認しましょう

何歳から受け始めるか、年金で受けるか一時金で受けるか、あるいは年金と一時金を組み合わせるか、その割合は、年金受給期間は、など受け取り方法のバリエーションを確認したうえで、自分に適した選択をしましょう。

Case1 運用を終了し、終身にわたって年金で受ける

終身年金を受ける場合は、受給開始時に専用の年金商品を購入し、所定の年金額を終身にわたって受けます。

こんな方に向いています 留意点
⇒長寿の場合は受給総額が増えることから、長生きのリスクに備えたい方

⇒定期的に収入が得られるため、安心・安定のセカンドライフを送りたい方

⇒受給期間や受給回数が多くなると、手数料の総額が高くなる

⇒年金商品によっては生存確認への回答が必要な場合があり、回答しないと年金が一時的に停止されることがある

Case2 運用を終了し、決めた期間で年金を受ける

決まった期間、年金を受ける場合は、受給開始時に専用の年金商品を購入し、所定の年金額を一定期間受けます。

こんな方に向いています 留意点
⇒定期的に収入が得られるため、安心・安定のセカンドライフを送りたい方

⇒老後の前半の収入を厚くしたい方

⇒受給期間や受給回数が多くなると、手数料の総額が高くなる

Case3 運用を継続しつつ、資産を取り崩しながら年金を受ける

運用を継続しながら年金を受ける場合は、年金資産を定額もしくは定率で取り崩しながら年金を受けます。運用は継続するため、年金資産の額が変動し受給総額が増額することも、減ることもあります。

こんな方に向いています 留意点
⇒税制優遇を受けながら運用を継続し、受給開始後も継続して資産を増やしたい方

⇒DCのほかに安定的な老後所得がある方

⇒運用しだいで年金資産が減る

⇒受給期間や受給回数が多くなると、手数料の総額が高くなる

年金と一時金を組み合わせて受けることを希望する場合には?

将来のことも見据え安定的な収入の確保も大事だが、まとまった資金も必要という方は、受給開始時に、受け取る一時金の割合や年金の種類(Case1~3)、年金の受給期間を選択します。

Case4 運用商品を売却し、すべて一時金で受け取る

全額一時金で受け取る場合は、運用してきた商品をすべて売却し現金化します。その際に売却による手数料等が差し引かれます。

こんな方に向いています 留意点
⇒住宅ローンの返済や子どもの結婚資金など、まとまった資金が必要な方

⇒年金よりも有利な退職所得控除のメリットを受けたい方

⇒一時金で受け取った後は年金のような定期収入がないため、マネープランを立てておく必要がある

⇒次のページでは、請求方法と受け始めた後に必要となる手続を確認します

年金時代編集部
年金時代編集部は、将来にわたって、年金制度が経済的なリスクに直面した人たちの生活を支えていくことができるよう、年金の正確な情報提供を通じて、その持続可能性の向上に貢献していきます。

 
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