年金時代

長沼 明(ながぬま・あきら)/浦和大学客員教授・前埼玉県志木市長

共済組合に20年以上加入していても、配偶者に振替加算が加算されない人とは? その1

老齢基礎年金に加算される振替加算の支給漏れが公表されたのは、平成29年9月13日に開催された社会保障審議会・年金事業管理部会でした。支給漏れ総額約600億円、対象者約10万6千人のうち、夫婦いずれかが共済組合の組合員だった人が約96%ということでした。

しかし、共済組合に20年以上加入していても、そもそも加給年金額が加算されない人がいます。どんな組合員なのでしょうか? 加給年金額が加算されないのであれば、振替加算の加算もないということになりましょうか。

今月はこの切り口から、意外と知らない共済組合の年金の素顔に迫っていきます。

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長沼 明(ながぬま・あきら)/浦和大学客員教授・前埼玉県志木市長
地方公務員を中心に共済組合等の年金に関する第一人者。埼玉県志木市長を2期8年務め、市長在任中に日本年金機構設立委員会委員、社会保障審議会日本年金機構評価部会委員、日本年金機構のシンボルマークの選考委員を歴任。著書に『年金一元化で厚生年金と共済年金はどうなる?』(年金・福祉推進協議会)などがある。
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