年金時代

三宅 明彦(みやけ あきひこ)/社会保険労務士

「パート労働の壁」に「150万円の壁」が加わる!?

パート労働をしている主婦等から、いくら以上の収入があると税金がかかるのか、扶養家族から外れてしまうのか、という質問をよく聞きます。いわゆる「パート労働の壁」と呼ばれているもので、就業調整をしている人が多いのも事実ですし、就労の足かせになっているとも言われています。

この壁には、大きくは「103万円の壁」と「130万円の壁」の2つがあるのですが、「130万円の壁」のほうが高く、この収入を超えると手取り金額がかなり減る場合があります。そして、「103万円の壁」のほうが低いのですが、多くの人は「103万円の壁」を超えずに就業調整をしている実態があります。

この「パート労働の壁」に平成30年からは「150万円の壁」が加わります。「配偶者控除・配偶者特別控除」が改正されたからです。

では、この壁の内容と今後の影響について、詳しく見ていきたいと思います。

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三宅 明彦(みやけ あきひこ)/社会保険労務士
東京都社会保険労務士会所属。 金融機関等での豊富な年金相談経験をもつ。多数の年金セミナー・年金研修等の講師を務める。現在、東京都社会保険労務士会の年金講座講師。著書多数。『年金マニュアルシート』(社会保険研究所)は約50万部の大ヒット。マニュアルシート・シリーズの最新版『10年短縮年金マニュアルシート』も好評。
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