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年金時代編集部

繰下げ請求のしくみをここで確認

平均寿命が男性85歳、女性で89歳となり、長生きリスクに備え、老後の生活を保障する年金を少しでも多く増やしたいという方が増えています。現在、年金の受給を70歳まで繰下げて請求することができますが、70歳以降にも繰下げて請求できるよう制度について検討が始まっています。そこで今回は、繰下げ請求について確認していきます。

繰下げ請求とは

老齢基礎年金、老齢厚生年金は65歳で請求せずに、66歳の誕生日の前日以降70歳までの間に受給を遅らせて請求することができ、これを「繰下げ請求」といいます。受給を遅らせることにより、請求した月の翌月分から1ヵ月につき0.7%年金額が増額されます。なお、60歳台前半に受給する特別支給の老齢厚生年金は繰下げ請求ができません。

また、繰下げ請求を70歳到達日以後にした場合は、請求時期にかかわらず、70歳までさかのぼって年金が支給されます。この際、増額率は70歳到達時点と同じ42%になります。ただし、平成26年4月1日より前にさかのぼることはできません。

老齢厚生年金と老齢基礎年金は、それぞれ繰下げ時期を選択できます。したがって、繰下げ請求には次の3つのパターンがあります。

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