年金時代

長沼 明(ながぬま・あきら)/浦和大学客員教授・前埼玉県志木市長

ちょっと気になる 障がい共済年金

大学卒業後、市役所に勤務し、その後、民間事業所に転職。その民間事業所に勤務しているときに初診日のある傷病で、障がい厚生年金(障がい等級3級)を受給するようになったという事例の話です(【図表1】をご覧ください)。

地方公務員共済組合から、旧3階部分の経過的職域加算額(障がい共済年金)が支給されるのかどうか、ということが議論になりました。

筆者が私淑する権丈善一先生の『ちょっと気になるシリーズ』ではありませんが、「ちょっと気になる障がい共済年金」です。

ということで、今月は冒頭の事例で、旧3階部分の経過的職域加算額(障がい共済年金)が支給されるのかどうか、について考えていきます。


*本コーナーでは、「障害」を「障がい」と表記します。

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長沼 明(ながぬま・あきら)/浦和大学客員教授・前埼玉県志木市長
地方公務員を中心に共済組合等の年金に関する第一人者。埼玉県志木市長を2期8年務め、市長在任中に日本年金機構設立委員会委員、社会保障審議会日本年金機構評価部会委員、日本年金機構のシンボルマークの選考委員を歴任。著書に『年金一元化で厚生年金と共済年金はどうなる?』(年金・福祉推進協議会)などがある。
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