年金時代

香取 照幸(かとり てるゆき)/駐アゼルバイジャン日本国特命全権大使

第56回 道化師の役割

本稿は外務省とも在アゼルバイジャン日本国大使館とも一切関係がありません。全て筆者個人の意見を筆者個人の責任で書いているものです。内容についてのご意見・照会等は全て編集部経由で筆者個人にお寄せ下さい。どうぞよろしくお願いします。

みなさんこんにちは。
ベネチア映画祭で金獅子賞を受賞した映画「Joker」が10月4日から日米で同時上映されていると聞きました。
バットマンの宿敵であるjokerといえば1989年の映画「バットマン」でジャック・ニコルソンが演じたjokerが有名ですが、このjoker、アメコミ史上最強最大の悪役 villain なんだそうで、不遇の大道芸人がいかにして悪のヒーローjokerに変貌していくのか、どんな描き方をされているのかとても興味があるんですが、残念ながらここアゼルバイジャンではしばらく観ることはできなさそうです(あ、ネタバレのメイルとか送ってこないでくださいね(笑))。

さて、2回続けてアゼルバイジャンの話題紹介をしましたので、今回は前振り抜きで本題に入りたいと思います。
Jokerならぬ「道化師―clown」のお話です。

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香取 照幸(かとり てるゆき)/駐アゼルバイジャン日本国特命全権大使
東京都出身。1980年東京大学法学部卒業後、厚生省入省。在フランスOECD事務局研究員、年金局年金課年金制度調整専門官、埼玉県生活福祉部老人福祉課長、厚生省大臣官房政策課企画官(高齢者介護対策本部事務局次長)、厚生労働省政策統括官(社会保障担当)・内閣官房内閣審議官(社会保障・税一体改革担当)併任、年金局長、雇用均等・児童家庭局長などを経て2016年6月辞職。2017年3月より現職。著書に『教養としての社会保障』(東洋経済新報社)
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