年金時代

石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー

兄弟が死亡して未支給年金請求のつもりが、母親が遺族年金を受給できた事例

私は社労士として、年金事務所で年金相談に携わっていますが、日頃から年金請求の手続きに来所された方との雑談を大切にしております。

年金事務所で相談を受ける際には、手続きに来所された方の話に限定したり、先入観にとらわれず、あらゆる角度から考えて最善の対応をすることを常に心掛けることが重要であります。

特に、未支給年金の請求においては、必ずしも「先順位者すべてを戸籍で確認する必要があるわけではない」との解釈で書類確認を行っているため、うっかりすると遺族年金受給の可能性を見逃すこととなります。

そこで今回は、未支給年金の手続きに来所された方との雑談により、遺族厚生年金の受給につながった事例をご紹介します。

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石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー
電子計測器メーカーで資材部長・営業部長・厚生年金基金常務理事を経験。定年退職後、社会保険労務士事務所開業。現在、千葉県内の年金事務所の年金相談員。豊富な相談事例をもち、雑誌、書籍等多数執筆。
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