年金時代

小平 陽子(おだいら ようこ)ドリームサポート社会保険労務士法人/特定社会保険労務士

パワハラ防止の法制化で何が変わるか

労働分野の旬なテーマを取り上げて、実務の参考となる情報を提供する連載企画。5回目は6月1日に法制化されたパワーハラスメントの防止がテーマです。筆者は、労働分野の最前線で実務を担う専門家集団――ドリームサポート社会保険労務士法人の小平陽子さんが担当します。

2019年5月29日、労働施策総合推進法の改正が国会で成立し、職場におけるパワーハラスメント(パワハラ)の防止対策が、初めて法律の中に盛り込まれることとなりました。

この改正法の施行により、2020年6月1日から、パワハラに関する雇用管理上の措置を講ずることが事業主の義務となります(中小企業は2022年4月1日前まで努力義務)。

何が変わり、企業として何をすべきなのか、見ていきましょう。

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小平 陽子(おだいら ようこ)ドリームサポート社会保険労務士法人/特定社会保険労務士
大手食品会社、外資系アパレル会社の人事部門にて約10年間人事労務に、約5年間総務に従事。2016年ドリームサポート社会保険労務士法人入社。2018社会保険労務士登録。2019年特定社会保険労務士付記。現在は、ドリーム課パートナー係のメンバーとして、多数の顧問先企業を担当し、労務相談を中心に、社会保険手続き・給与計算等を幅広く行う。15年にわたり企業の総務・人事部門にて働いた経験を活かし、顧問先企業を「よい職場」にするための、成長戦略・長期的視野に立ったアドバイスに定評がある。
ドリームサポート社会保険労務士法人
東京都国分寺市を拠点に事業を展開し、上場企業を含む約300社の企業の労務管理顧問をしている実務家集団。
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