年金時代

小野田理恵子(おのだりえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表

第5回 生涯収支を改善するには?

「人生100年時代」を安心して暮らすヒントを、社労士でありFPでもある小野田理恵子氏が紹介します。小野田氏がふだん中小企業等でのセカンドライフセミナーで講演している内容をWeb年金時代向けに再構成。連載第5回目は、家計を改善し資産を増やす方法を取り上げます。ご自身のライフプランの参考のほか、社労士の方には年金相談に役立つ情報提供になればと考えています。

使えるお金を増やし、かかるお金を減らす

今回も、まずは<図表1>をご覧ください。今回はそれぞれに細かい項目を入れました。

「生涯収支の見える化」の結果、(かかるお金)の方が多い場合はもちろんですが、左右がトントンの場合や(使えるお金)の方が多い場合でも、セカンドステージの長期化を考えると、少しでも収支のバランスを改善しておきたいところです。その方法は、当たり前の話ですが(使えるお金)を増やすことと(かかるお金)を減らすことです。

ここで、もし早くて簡単で効果が高いウルトラCがあればぜひご紹介したいところですが、想定外の遺産が転がり込むか、それこそ宝くじにでも当たらない限り、このバランスを劇的に改善することはできません。やはり地道に、可能な対策をひとつでも多く、少しでも早くから実践していくしかありません。それで普段のセミナーでは、時間の制約もあり<図表2>を使って簡単にポイントだけをお伝えしていますが、このコラムではもう少し詳しく解説したいと思います。

  • 1
  • 2

ここから先はログインしてご覧ください。

小野田理恵子(おのだりえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表
会計事務所で事務をとる傍ら、2003年に社労士資格を取得。開業社労士としての実務に携わるとともに、年金事務所で5年ほど相談員を経験。またFPとして、大手企業、労働組合、公的機関、各種団体等で、セカンドライフセミナーを中心としてさまざまなテーマでの講演を行っている。特定社会保険労務士、CFP®、高度年金・将来設計コンサルタント。
年金時代