年金時代

小野田理恵子(おのだりえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表

第6回 公的年金を少しでも増やすには?

「人生100年時代」を安心して暮らすヒントを、社労士でありFPでもある小野田理恵子氏が紹介します。小野田氏がふだん中小企業等でのセカンドライフセミナーで講演している内容をWeb年金時代向けに再構成。連載第6回目は、公的年金を増やす方法とその注意点を取り上げます。ご自身のライフプランの参考のほか、社労士の方には年金相談に役立つ情報提供になればと考えています。

公的年金の額は自分の意思で増やせる

このコラムの第3回でご紹介した「ねんきん定期便による受取総額の概算」をやってみると、終身受け取れる公的年金の金額が少しでも多いほうが、家計にとっては安心!と実感していただけます。ところが、「年金は国によって一方的に計算された金額を受け取るもの」と思い込んでいる方が多く、自分の意思で増やす余地があることはあまり知られていないようです。

そこでセミナーでは、<図表1>を使って、立場別に公的年金を増やす方法をご案内していますが、このコラムではその中から3つの方法(①付加保険料を納める ②任意加入をする ③繰下げをする)について詳しく取り上げたいと思います。

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小野田理恵子(おのだりえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表
会計事務所で事務をとる傍ら、2003年に社労士資格を取得。開業社労士としての実務に携わるとともに、年金事務所で5年ほど相談員を経験。またFPとして、大手企業、労働組合、公的機関、各種団体等で、セカンドライフセミナーを中心としてさまざまなテーマでの講演を行っている。特定社会保険労務士、CFP®、高度年金・将来設計コンサルタント。
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