年金時代

安中 繁(あんなか しげる)ドリームサポート社会保険労務士法人 代表社員/特定社会保険労務士

ダブルワーカーの労務管理

労働分野の旬なテーマを取り上げて、実務の参考となる情報を提供する連載企画。7回目は今、注目される副業・兼業(ダブルワーク)について、政府の動きや労務管理上の課題、労災保険法の改正などをドリームサポート社会保険労務士法人代表社員の安中繁さんが解説します。

私の生まれ育った山形では、多くの大人が「副業」を持っていました。田んぼや畑の仕事がそれです。本業が農業である場合は、外に働きに出るほうが「副業」になります。

政府は、働き方改革実行計画(平成29年3月28日働き方改革実現会議)において定めた19の政策の9番目に「副業・兼業の推進に向けたガイドライン策定やモデル就業規則改定などの環境整備」を掲げています。前回の連載(第6回)でご紹介したテレワークがいよいよ普及すれば、在宅で複数の事業に携わることはさらに容易になっていくでしょう。そのため、実務の現場では、副業する労働者を対象とした労務管理を実施していかなければなりません。

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安中 繁(あんなか しげる)ドリームサポート社会保険労務士法人 代表社員/特定社会保険労務士
2007年安中社会保険労務士事務所開設。2015年法人化し代表社員に就任。約300社の顧問先企業のため労使紛争の未然防止、人事制度構築支援等にあたる。新しいワークスタイル「週4正社員制度」の導入コンサルティングを得意とする。地方自治体、各種経営者団体での講演実績多数。主な著書に『週4正社員のススメ』(経営書院) 『中小企業は『懲戒処分』を使いこなしなさい』(労働新聞社)他。
ドリームサポート社会保険労務士法人
東京都国分寺市を拠点に事業を展開し、上場企業を含む約300社の企業の労務管理顧問をしている実務家集団。
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