年金時代

石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー

障害厚生年金(3級)の受給権者が死亡すると、障害等級が上がる?

今回は、57歳の夫が病気で会社を退職後、障害厚生年金の請求手続きをしている最中に死亡したケースです。

障害の状態は3級と想定され、初診日から約9年が経過しています。また、夫には国民年金保険料の未納期間が20年以上あり、25年の保険料納付要件を満たしません。

一見して、遺族厚生年金の受給要件を満たせそうにありません。では、実際にはどうなったのか、見ていきます。

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石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー
電子計測器メーカーで資材部長・営業部長・厚生年金基金常務理事を経験。定年退職後、社会保険労務士事務所開業。千葉県内の年金事務所の年金相談員経験者。豊富な相談事例をもち、雑誌、書籍等多数執筆。
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