年金時代

大山 均(おおやま・ひとし)/年友企画株式会社

#4 従前額改定率の改定等

<従前額改定率の改定>

厚生年金の報酬比例の年金額については、厚生年金保険法の本則で定める方法で算出した年金額(いわゆる本来水準の年金額)と平成12年改正法(平成12年法律第18号)附則第21条で定める方法で算出した年金額(平成12年改正前水準の年金額・従前額)を比較して、高いほうの年金額を支給することになっている(従前額保障)。

この後者の年金額(以下、従前額)を算出する場合には、平均標準報酬額および平均標準報酬月額を算出する際の再評価率は、平成12年改正前の水準(=平成6年改正水準)の再評価率を使用することとなり、報酬比例の年金額を算出する際の給付乗率も、平成12年改正前の水準(平成6年改正水準)の給付乗率(5%適正化前の給付乗率)を使用することになっている。そして、報酬比例の年金額の計算式の最後に従前額改定率を乗じることになっている。

では、この従前額改定率はどのように改定されるのか。

従前額改定率の改定については、平成12年改正法附則第21条第4項で規定している。

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大山 均(おおやま・ひとし)/年友企画株式会社
1990(平成2)年、法政大学大学院社会科学研究科経済学専攻博士後期課程単位取得満期退学。1990(平成2)年4月~1993(平成5)年3月、法政大学・ルーテル神学大学・国士舘大学で非常勤講師。1993(平成5)4月、年友企画株式会社入社、年金関連図書の編集・制作に従事、現在に至る。
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