年金時代

石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー

死後認知された子の遺族年金受給権

今回は、死亡者の内縁の妻に胎児がいた場合の遺族年金をご紹介します。死亡者が死亡して半年後にこの子は出生し、その1年後に死亡認知の判決が確定しました。一方、死亡者には戸籍上の妻がいて、すでに遺族厚生年金を受給中です。内縁の妻には多額の不動産収入があり、死亡者との生計維持関係はありません。

そこで、死後認知された子と、戸籍上の妻のどちらが遺族年金を受給できるのか、法律に基づいて見ていきます。

【事例概要】
死亡者:A雄さん(昭和40年1月25日生まれ 56歳)
・令和元年10月25日に死亡

請求者:B子さん(昭和61年6月9日生まれ 35歳)
・A雄さんとは内縁関係(A雄さん死亡時に同居)
・令和2年5月5日にA雄さんとの子C君が出生
・令和3年5月15日に「死後認知」の裁判確定
・令和3年6月20日に年金相談

請求者:D子さん(昭和39年3月7日生まれ 57歳)
・A雄さんの戸籍上の妻
・令和元年11月に遺族厚生年金を請求して受給中

 

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石渡 登志喜(いしわた・としき)/社会保険労務士・年金アドバイザー
電子計測器メーカーで資材部長・営業部長・厚生年金基金常務理事を経験。定年退職後、社会保険労務士事務所開業。千葉県内の年金事務所の年金相談員経験者。豊富な相談事例をもち、雑誌、書籍等多数執筆。
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