2022/01/25掲載
数理の目レトロスペクティブ|#9 給付建てと拠出建て
目次
#9 給付建てと拠出建て(加筆修正版) |
年金制度の目的を具体的に表現するのが給付設計である。給付設計の骨格には、老齢年金の支給開始年齢と給付額算定のルールがあるが、前回(#8)までは支給開始年齢を見たので今回から暫くは給付額算定のルールを見ていくことにする。
私的年金制度を含めた年金制度の一般論としては、給付額算定のルールとして、予め給付額や給付水準を定めている給付建て制度と、給付額が掛金拠出の多寡と金利などの状況に応じて変わる拠出建て制度に大別できる。
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