年金時代

小野田 理恵子(おのだ りえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表

第5回 所得税と住民税で別々の課税方式の選択ができる!?

小野田理恵子氏が、これまでに社労士として、また会計事務所の事務員として、あるいはFP講師として経験してきたさまざまな実務の中から、参考になる事例を順次紹介します。制度やしくみが実務ではどう展開するのか、事例を切り口とした解説により、目からウロコの情報が満載です。

確定申告の「いいとこ取り」のしくみ

今回のテーマは、過去の社労士の仲間内での勉強会で最も反響が大きかったもので、一言でいうならば「いいとこ取りが可能なケースがある!」という内容です。

この選択手続きがこれまでは多少煩雑でしたが、令和3年分の確定申告からはとても簡単になります。ところが数年後には、有利な使い分けができなくなる改正が予定されているようです。

そこで今回は、①これまでの経緯 ②現在の制度 ③今後の改正予定 に分けて見ていきます。

制度が少し複雑なため、具体例を頭に置いてお読みいただくとわかりやすいと思いますので、Kさんに登場していただきます。Kさんは、年金収入の他に上場株式の配当収入が例年70万円ほどある83歳の方です。私は会計事務所の補助者として10年以上にわたりKさんの医療費控除等の確定申告に関わってきましたので、その事例を少しアレンジしてご紹介します。なお、実務上Kさんへのご説明や申告手続きは税理士が行っています。

これ以降はnote年金時代(有料)でご覧いただけます。

小野田 理恵子(おのだ りえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表
会計事務所で補助者業務に従事する傍ら、社労士とFPの資格を取得。開業社労士としての実務と並行して、FP資格も活かして講師業にも携わり、大手企業、労働組合、公的機関、各種団体等で、セカンドライフセミナーを中心としてさまざまなテーマでの講演を行っている。以前に5年ほど年金事務所で相談員を経験。特定社会保険労務士、CFP®、高度年金・将来設計コンサルタント。
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