年金時代

小野田 理恵子(おのだ りえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表

第8回 16歳未満の子について申告し忘れたら?

小野田理恵子氏が、これまでに社労士として、また会計事務所の事務員として、あるいはFP講師として経験してきたさまざまな実務の中から、参考になる事例を順次紹介します。制度やしくみが実務ではどう展開するのか、事例を切り口とした解説により、目からウロコの情報が満載です。

16歳未満の子について申告し忘れたら?

今回のテーマの事の起こりは、数年前の春に受けた共働きのSさんご夫妻からのこんな相談です。

「去年の源泉徴収票を見たら、2人の子どもがどちらの扶養家族にもなっていませんでした。今からでもどちらかが申告したほうがいいのでしょうか?」

実はこの数年間に2人のお子さんが生まれ、その間に住宅ローンの借り入れや夫の転職もあり、毎年どちらの扶養にするとよいのか判断に迷いながら手続きをしてきたので、こういうことが起こったようです。

そのとき私は、「お子さんは2人とも16歳未満で扶養控除の対象にはならず、申告しても所得税や住民税の金額は変わらない。でもそれならどうして年末調整や確定申告の書類に16歳未満の扶養親族を記載する欄があるのだろう? 必ず理由があるはず」と思い、申告の有無によりどんな影響があるのか詳しく調べました。今回はこの件と合わせて住民税のしくみについても解説します。

これ以降はnote年金時代(有料)でご覧いただけます。

小野田 理恵子(おのだ りえこ)/小野田社労士・FPオフィス代表
会計事務所で補助者業務に従事する傍ら、社労士とFPの資格を取得。開業社労士としての実務と並行して、FP資格も活かして講師業にも携わり、大手企業、労働組合、公的機関、各種団体等で、セカンドライフセミナーを中心としてさまざまなテーマでの講演を行っている。以前に5年ほど年金事務所で相談員を経験。特定社会保険労務士、CFP®、高度年金・将来設計コンサルタント。
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