年金時代

公的年金 平成27年度の厚生年金・国民年金の財政状況を公表

厚生労働省の社会保障審議会年金数理部会が3月15日に開催され、平成27年度の厚生年金および国民年金の財政状況が公表された。年金の収支状況に加え、給付や被保険者数および年金積立金の運用状況が報告され、また、平成26年財政検証における「将来見通し」との比較結果が明らかにされた。平成27年度は積立金の運用利回りが5年ぶりにマイナス(厚生年金は▲3.63%、国民年金は▲3.72%)となったことから、単年度の収支残は厚生年金、国民年金ともに時価ベースでマイナスとなった。なお、年度末積立金(時価ベース)については、これまでの高水準の運用利回りにより、厚生年金が154.6兆円*1、国民年金が11.1兆円*1と、「将来見通し*2」を上回る水準を維持している。

*1 決算実績に厚生年金基金等の代行部分などを加味して将来見通しベースに補正した実績推計。

*2 平成26年財政検証における将来見通しのケースC、ケースE、ケースG。

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