年金時代

雇用労働 労働者の健康確保に向け、産業医の強化策を議論開始

厚生労働省の労働政策審議会安全衛生分科会(分科会長=土橋律・東京大学大学院工学系研究科教授)は4月20日、労働者の健康確保のための産業医・産業保健機能の強化に関する検討を開始した。事務局からは、①長時間労働者への就業上の措置に対する産業医によるフォローアップが確実に行われるための方策②面接指導や健康相談の結果など労働者の健康情報が適正に取り扱われ、労働者が安心して相談できるための方策③労働者が事業者を経由せず直接産業医等に相談できるための方策④産業医の独立性・中立性を強化するための方策――の4つの検討項目案が示された。委員からは、産業医に直接相談できるルートをつくる際に労働者の不利益にならないルールづくりが重要なこと、中央と地方における産業医の不均衡や中小企業における取り組みも考慮した方策が必要といった意見が挙がった。分科会ではこうした意見・要望を加味して、引き続き議論していく。

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