年金時代

雇用労働 労政審安衛分科会が産業医・産業保健機能の強化策を議論

厚生労働省は5月15日、労働政策審議会安全衛生分科会(分科会長=土橋律・東京大学大学院工学系研究科教授)を開催した。厚労省は産業保健機能の強化に向けた具体的方策案として、長時間労働者への就業上の措置に対して産業医が確実にフォローアップできるよう、事業者が就業上の措置を行った場合にその内容を産業医に情報提供することを提案した。また、労働者が直接産業医に相談できるようにするため、事業者は産業医等に健康相談できる体制の整備に努めること、さらに、産業医等の利用方法の周知に向け、産業医の役割や事業場での健康情報の取扱方法について労働者に周知することなども盛り込まれた。委員からは取り組みの大枠に関しては理解が示されたが、中小事業場や嘱託産業医の場合の実効性等に関して疑問の声が挙がった。厚労省は別途検討会を設置するなどして、引き続き課題解決に向けた議論を進めていくこととしている。

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