年金時代

国際年金 日本年金機構がモンゴルの年金実務担当者に研修を実施

日本年金機構は5月17日、モンゴルから来日した年金政策、年金実務を担当する行政官に対し、日本の年金制度についての実務研修を実施した。JICA(独立行政法人国際協力機構)が主導する「社会保険実施能力強化プロジェクト」の一環で、5月14日から26日にかけて日本年金機構のほか、厚生労働省、国立社会保障・人口問題研究所、静岡県立大学などで研修等が行われる。モンゴルでは、被用者は強制加入、自営業者や遊牧民は任意加入とする年金制度があるが、遊牧民等の加入促進や広報手段の改善、年金加入者および受給者の記録整備などに課題があり、モンゴル政府は日本に対し職員の能力向上について技術協力を求めていた。研修に先立ち行われた幹部表敬では、日本年金機構の水島藤一郎理事長が「このプロジェクトに日本年金機構が協力できることは大変うれしく思い、モンゴル政府のお役に立てるように全力を尽くしたい」と挨拶。また、年金の総支給額が年間約50兆円の日本の年金制度について、水島理事長は「我が国のGDPの約1割を占め、社会の安定に極めて重要な役割を担っている」と述べた。

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