年金時代

企業年金 企年連がDB実態調査を報告ー運用利回りは3.36%に

企業年金連合会は10月18日、2016年度企業年金実態調査の確定給付企業年金(DB)の速報値を発表した。会員DB934件(基金型610、規約型324)を対象に実施し、回答率65.0%(基金型85.6%、規約型26.2%)時点のもの。修正総合利回りはDB全体で3.36%(基金型3.37%、規約型3.01%)だった。年度後半の国内外株式の大幅な上昇が寄与し、2年ぶりのプラスとなった。それを受け、半数以上のDBが利差益を計上し、積立水準は図表1のとおりとなった(基準値はすべて1.00)。

また、収益率を資産別に見ると、国内債券はマイナス0.83%、国内株式が14.28%、外国債券マイナス3.35%、外国株式は13.40%となった。一方、ベンチマークに対する超過収益率では、国内債券が0.32%、国内株式がマイナス0.41%、外国債券が2.06%、外国株式はマイナス1.11%という結果になった。

図表1●積立水準の内訳

①純資産額/責任準備金 1.00以上 596件(93.7%)
1.00未満 38件(6.3%)
②純資産額/最低積立基準額 1.00以上 494件(81.7%)
1.00未満 111件(18.3%)
③(数理上資産額+許容繰越不足金)/責任準備金 1.00以上 601件(99.5%)
1.00未満 3件(0.5%)
④純資産額/数理債務 1.00以上 415件(68.7%)
1.00未満 189件(31.3%)
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