年金時代

公的年金 4月からの年金制度の変更点

4月からの年金制度では、平成30年度の国民年金保険料が月額16,340円(平成29年度は16,490円)、老齢基礎年金(満額)が月額64,941円(平成29年度と同額)となる。

国民年金の保険料は、平成16年の年金制度改正において、段階的に引き上げてきた保険料を平成29年度を上限として平成16年価格で16,900円に固定した。実際の年金額は、法律に規定されている平成30年度の保険料額16,900円(平成16年度価格)に、平成16年度以降の物価や賃金の変動を反映させた率(0.967)を乗じ16,340円となる(平成29年度の実際の保険料額16,490円より150円下がる)。

平成30年4月からの年金額は、法律で定められて年金額の改定のルールにより、賃金水準の変動がマイナス(名目手取り賃金変動率はマイナス0.4%)、物価水準の変動がプラス(物価変動率はプラス0.5%)となる場合は、新規裁定年金(受給し始める際の年金額)および既裁定年金(受給中の年金額)ともにスライドしないとされていることから、平成30年度の年金額は平成29年度と同額に据え置かれる。老齢基礎年金(満額)では月額64,941円となる。なお、賃金・物価の変動がプラスとなる場合に年金額の改定率から控除されるマクロ経済スライドによるスライド調整率(マイナス0.3%)は、平成30年度は実施されず、未調整分として翌年度以降に繰り越される。

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