年金時代

雇用労働 ストレスチェックの実施者に歯科医師と公認心理師を追加

厚生労働省は5月23日、ストレスチェックの実施者に歯科医師と公認心理師を追加する労働安全衛生規則の改正案を労働政策審議会安全衛生分科会(分科会長=土橋律・東京大学大学院工学系研究科教授)に示した。労政審では使用者側が引き続き検討を求め、この日の答申には至らなかった。同省は6月中の施行をめざしている。

ストレスチェックの実施者には、ストレスチェックを実施するとともに、その結果を踏まえて面接指導の必要性を判断することが求められる。現行では医師および保健師と、必要な研修を修了した看護師または精神保健福祉士が実施者になることができるが、改正案はこれに看護師等と同様に必要な研修修了を要件として歯科医師と公認心理師にも認めるというものだ。

公認心理師は昨年9月に施行された心理職の国家資格で、今年9月に初めての試験が実施される予定だ。厚生労働省は、同試験基準に産業保健および精神保健に関する内容が含まれていることから、実施者に追加すると説明した。また、歯科医師についても同じく試験基準に産業保健および精神保健が含まれているほか、ストレスチェック制度を創設した平成26年の労働安全衛生法の一部を改正する法律案に対する附帯決議で、職域における歯科保健対策の推進が求められていたこと等を踏まえ、追加すると説明した。

 

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