年金時代

統計調査 平成29年度高齢者の健康に関する調査結果が公表される

内閣府は6月19日、全国の55歳以上の男女を対象とした平成29年度高齢者の健康に関する調査の結果を公表した。それによると、「ほとんど毎日」外出する人は東京23区や政令指定都市といった大都市では71.4%だが、町村(郡部(町村))では62.4%だった。健康状態が「良い」と答えた人で「ほとんど毎日」外出する人は80.4%で、健康状態が「良くない」人の31.1%と大きな差があった。また、健康状態が「良い」人のうち90.1%は「ほとんど毎日」家族や友人と会話しているのに対して「良くない」人は67.2%にとどまる結果となった。

日頃心がけている健康活動については、「栄養のバランスのとれた食事をとる」59.4%、「健康診断などを定期的に受ける」53.3%、「休養や睡眠を十分にとる」53.0%の順で高かった。また、日頃の身体を動かすことについては、「散歩、買い物に出かける」65.9%、「調理や掃除など家事をする」53.5%、「仕事をする」36.5%の順となった。

介護状態を仮定した場合の不安は「家族に肉体的・精神的負担をかける」50.6%、「身体の自由がきかなくなる」40.5%、「介護に要する経済的負担が大きい」28.8%の順。また、必要になった場合の介護を依頼したい人は男性の場合、「配偶者」の56.9%が最も高かったのに対して女性は「ヘルパーなど介護サービスの人」の39.5%と、男女で差が見られた。

現在収入のある仕事をしている人の退職希望年齢までの希望する働き方は、70歳まででは「社員(在宅以外)」が最も多く、71歳以降は「自営業・個人事業主・フリーランス」が最も多かった。また、収入のある仕事をする理由は「収入がほしい」の58.8%が最も高く、これに対して収入のある仕事をしていない理由は「貯蓄や年金収入で生活でき、働く必要がないため」の35.5%が最も高かった。

年金時代