年金時代

統計調査 「生活と支え合いに関する調査」結果が公表される

国立社会保障・人口問題研究所は8月10日、平成29年に実施した「生活と支え合いに関する調査」(旧「社会保障実態調査」)の結果を公表した。

暮らし向きの状況を見ると、「普通」と答えた人が53.8%と過半数を占め、2012年の前回調査より4.8ポイント増加。「大変ゆとりがある」「ややゆとりがある」と答えた人は合わせて10.8%となり、前回より1.3ポイント増加した。一方、「やや苦しい」「大変苦しい」とした人は33.3%で、前回調査より5.1ポイント減少した。暮らし向きのとらえ方を年齢階級別に見ると、「やや苦しい」または「苦しい」と答えた人は40歳代で37.9%と最も多く、次いで60歳代の36.7%だった。

人と人とのつながりの状況を見ると、ふだんどの程度人とあいさつ程度の会話や世間話をするかという質問では、「毎日」と答えた人は全体で91.2%、「2週間に1回以下」と回答した人の割合は2.2%となった。60歳未満では毎日会話する人がいずれの年齢階級でも男性90%以上、女性95%以上で性差はほとんど見られなかった。一方、60歳以上では男女ともに年齢階級が高くなるほど毎日会話する人の割合が低くなり、特に80歳以上の女性は78.5%と大幅に低下している。

生活の困難の解消や社会保障制度に対する考え方と支え合いの状況を見ると、社会保障制度は、所得、資産や支払っている保険料の額によらず、誰もが必要に応じて利用できるべきであるかという質問に対して、「そう思う」または「ややそう思う」と回答する人が84.2%だった。どの年齢階級でも「そう思う」または「ややそう思う」とした人が約8割という結果だったが、年齢層が高くなるにつれ「そう思う」と答える人の割合が高かった。

 

「生活と支え合いに関する調査」結果(国立社会保障・人口問題研究所)http://www.ipss.go.jp/ss-seikatsu/j/2017/seikatsu2017.asp
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