年金時代

日本年金学会が研究発表会を開催

日本年金学会は10月25・26日、JJK会館(東京都中央区築地)において、第38回総会と研究発表会を開催した。25日は公的年金関係で5名が、私的年金関係で6名がそれぞれの研究テーマに基づき発表。26日は「2019年財政検証に向けて」をテーマに、3名が研究発表を行い、その後、6名のパネリストによるシンポジウムが開催された。研究テーマと発表者等は下記のとおり。

第1日目(10月25日)

  • 公的年金関係の研究発表

▶「副業と厚生年金」杉田健(年金シニアプラン総合研究機構)

▶「高齢者の所得保障制度体系の検討」西村淳(神奈川県立保健福祉大学)

▶「人生100年時代の社会構造変革(年金制度を中心として)」藤本裕三(三井住友信託銀行年金信託部)

▶「障害年金の等級認定の歴史的変遷―労働能力・稼得能力と日常生活能力―」安部敬太(安部敬太社会保険労務士事務所)

▶「氷河期世代の老後生計費に関する一考察」山本克也(国立社会保障・人口問題研究所)

  • 私的年金関係の研究発表

▶「「事業主による運営管理機関の評価」の考察」上田憲一郎(帝京大学経済学部)

▶「企業年金のポータビリティの最終課題」久保知行(日本大学経済学部)

▶「アメリカにおける老後の資産形成に向けた普及啓発と金融リテラシー教育・行動経済学への活用」菊地英明(元人事院行政官短期在外研究員(アメリカ合衆国国務省))

▶「国民年金基金の加入適用範囲拡大について」浦嶋良日留(明治安田生命保険)

▶「iDeCoとつみたてNISAを活用した人生100年時代の老後設計」田坂康夫(社労士・CFP・1級DCプランナー)

▶「個人年金加入に関する年齢・時代・世代(APC)分析」中嶋邦夫(ニッセイ基礎研究所)

 

第2日目(10月26日)

  • 2019年財政検証に向けた研究発表・シンポジウム

▶「財政検証の見通しと実績値との乖離の要因分析」吉田周平(兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科博士後期課程)/木村真(兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科)

▶「財政検証の意義と課題」牛丸聡(元早稲田大学)

▶「次期財政検証に併せて検討される制度改正に向けた3つの提案」福山圭一(年金シニアプラン総合研究機構)

▶シンポジウム「2019年財政検証に向けて」

パネリスト:牛丸聡(前出)/福山圭一(前出)/藤森克彦(日本福祉大学福祉経営学部)/玉木伸介(大妻女子大学短期大学部)/坂本純一(JPアクチュアリー事務所)/谷内陽一(りそな銀行りそな年金研究所)

オーガナイザー:権丈善一(慶應義塾大学商学部)

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