年金時代

雇用労働 中退共の2019年度付加退職金支給率はゼロ

厚生労働省の労働政策審議会勤労者生活分科会中小企業退職金共済部会(部会長=内藤恵・慶應義塾大学法学部教授)は3月8日、2019年度の一般の中小企業退職金共済制度の付加退職金支給率はゼロにすると答申した。付加退職金支給のもとになる18年度の財政状況は、国内株式市場の落ち込み等で運用収入が185億円にとどまり、当期損益金はマイナス265億円となっていた。運用収入等の状況に応じて基本退職金に上乗せされる付加退職金は、当年度利益金を原資としており、マイナス時は支給されない。

なお、累積剰余金は4,335億円から4,070億円に減少した。昨年度の財政検証を受けて一般の中退共では、2022年度に向けて累積剰余金を段階的に4,400億円まで積み増すことを目標としている。

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