年金時代

公的年金 日・スウェーデン社会保障協定の署名が行われる

厚生労働省は4月12日、日・スウェーデン社会保障協定の署名が行われたことを公表した。この協定は、日・スウェーデン両国からそれぞれの相手国に派遣される企業駐在員等について、日・スウェーデン双方の年金制度に二重加入しなければならない問題の解決を目的としている。この協定が発効されれば、相手国への派遣の期間が5年を超えない見込みの場合には、自国の制度にのみ加入し、5年を超える見込みの場合には、相手国の制度にのみ加入することとなる。また、両国での保険期間を通算して年金の受給権が確立できるようになる。対象となる制度は年金制度のみ。自国の企業から相手国に派遣される場合、自国の年金制度にのみ加入するには、派遣直前に原則6ヵ月以上継続して自国で就労または居住し、自国の年金制度に加入していることが条件として追加される「6ヵ月ルール」や、自国から相手国への派遣が2回目以降の場合、前回相手国において就労期間が終了してから少なくとも1年が経過していることを条件とする「1年インターバルルール」といった特例的なルールは定められていない。協定を締結するためには国会の承認が必要なため、今後は外務省が必要な手続を進めていくこととなる。

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