年金時代

公的年金 日・スロバキア社会保障協定発効に伴う事務取り扱いについて通知発出

厚生労働省は5月13日、今年7月1日から発効される日・スロバキア社会保障協定の事務取り扱いについて通知を発出した。日・スロバキア社会保障協定は、日・スロバキア両国からそれぞれの相手国に派遣される企業駐在員等について、日・スロバキア双方の年金制度に二重加入しなければならない問題の解決を目的としている。この協定が発効されれば、相手国への派遣の期間が5年を超えない見込みの場合には、自国の制度にのみ加入し、5年を超える見込みの場合には、相手国の制度にのみ加入することとなる。また、両国での保険期間を通算して年金の受給権が確立できるようになる。

今回の通知では、派遣期間が5年を超えてしまう場合でも、両国の合意があれば3年を超えない範囲で引き続き自国制度の適用が可能となることや、自営業者も協定の対象となることなどが記載されている。また、二重加入の防止の対象となる制度は、日本は年金制度のみだが、スロバキアは年金制度、医療保険制度(現金給付)、雇用保険制度及び労災保険制度等で一体的に適用されるため、日本国の年金制度に対応する制度とともに、他の制度も一体的に適用又は免除されることが留意点として記載されている。

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