年金時代

統計調査 貯蓄現在高は1,752万円で2年連続の減少―家計調査報告(貯蓄・負債編)2018年平均結果(2人以上世帯)

総務省は5月17日、家計調査報告(貯蓄・負債編)2018年(平成30年)平均結果(2人以上の世帯)を公表した。2018年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は1,752万円となり、前年比60万円、3.3%減少し、2年連続の減少となった。貯蓄の種類別に1世帯当たりの貯蓄現在高を見ると、定期性預貯金が657万円(貯蓄現在高に占める割合37.5%)、通貨性預貯金が460万円(同26.3%)、生命保険などが362万円(同20.7%)、有価証券が234万円(同13.4%)、金融機関外が39万円(同2.2%)だった。2017年に比べて通貨性預貯金と金融機関外は増加。通貨性預貯金は前年に比べて18万円、4.1%増加し、10年連続で増加した。その一方、定期性預貯金は前年比55万円、7.7%減少し、4年連続で減少した。

2018年平均の1世帯当たり負債現在高(平均値)は558万円で、前年比41万円、7.9%増加した。負債現在高の年間収入に対する比である負債年収比を見ると、89.7%と前年に比べ5.9ポイント上昇した。二人以上の世帯に占める負債保有世帯の割合は39.0%となり、前年に比べて1.5ポイント上昇した。

二人以上の世帯のうち世帯主が60歳以上の高齢者世帯について貯蓄現在高階級別の世帯分布を見ると、二人以上の世帯全体と比べて、貯蓄現在高が高い階級にも広がった分布となった。そのうち2,500万円以上の世帯は全体の32.3%を占めているが、その一方で300万円未満の世帯は全体の15.9%だった。世帯主が60歳以上で無職の高齢無職世帯の1世帯当たり貯蓄現在高は2,280万円となり、前年比68万円、2.9%減少し、3年連続の減少となった。

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