年金時代

企業年金 年金数理人会が創立30周年記念のシンポジウムを開催

2019年4月に創立30周年を迎えた公益社団法人日本年金数理人会(小川伊知郎理事長)は5月27日・28日、記念行事として講演会・シンポジウムを開催した。27日の記念講演では、清家篤氏(日本私立学校振興・共済事業団理事長/慶応義塾学事顧問)が登壇し、「生涯現役社会のための働き方改革と社会保障制度改革」をテーマに講演を行った。清家氏は、2025年問題よりもさらに深刻となることが予想される2040年問題(団塊ジュニア世代が65歳に到達する)を見据えた社会保障制度改革を急務とした。

28日の記念シンポジウムでは、基調講演として、度山徹・厚生労働省大臣官房審議官、山内孝一郎・厚生労働省保険局調査課長が、それぞれ人生100年時代を見据えた公的年金、企業年金のあり方について語ったほか、小野正昭・みずほ信託銀行フィデューシャリーマネジメント部主席年金研究員は企業年金50年の歴史を踏まえた私的年金の役割について講演を行った。また、午後には「人生100年時代の年金を考える~年金数理人に期待される役割~」と題したパネルディスカッションが開かれ、年金数理人は企業年金や退職給付会計の普及・効率化だけでなく、企業年金の意思決定での場やライフプラン設計全体のなかにおいて、その活躍を場を広げることが重要であるとの提言があった。

 

日本年金数理人会 創立30周年記念行事専用ページ(外部リンク)
https://www.jscpa.or.jp/public/30th/index.html
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