年金時代

退職者向けセミナー開催の勘どころ

退職者向けセミナーを開く際のポイントについて、『年金ライフサブノート』(発行:社会保険研究所)の監修を務める社会保険労務士の三宅明彦さんにお聞きしました。

セミナーを受ける人たちは何を知りたいのか?

「会社を退職した後は、どこでどのような手続をしなければならないのか? また、正しく、漏れがなく手続するにはどうしたらいいのか?」といった質問を退職する方からよく受けます。在職中は会社が税金や社会保険の手続等のほとんどのことをやってくれましたが、退職後はほうり出されるような気持になり、不安になってしまうということもあるようです。当然のことながら、自分で何もかもしなければなりませんが、慣れないことをするのですから仕方がないのかもしれません。

年金はいくらくらいもらえるのか? 老後の生活資金は足りるのか? 退職後の医療保険はどうすればよいのか? 失業保険はもらえるのか? 税金の申告はどうすればよいのか? 再就職をしたいがどのように探せばよいのか? 気がかりなことはたくさんあります。

そして、年金の請求なら年金事務所、医療保険の加入は市区町村役場または加入をしていた健康保険、失業給付の申請は公共職業安定所(ハローワーク)、税金の確定申告は税務署へと多岐にわたる役所で手続を行うことになります。

退職、特に定年後に退職した場合にどのようなことをどこで行わなければならないのか、退職する前から事前に知っておけば、退職してからあわてなくてすみます。

 セミナーを開催する側として伝えたいことは?

退職前から老後の生活(第二の人生)がイメージできるように、年金、医療、介護、税金等がどうなるのか。また、退職後の健康管理やライフプラン、マネープランについてもわかりやすく、簡潔に伝えることができればベストではないかと思われます。

今後は長い(約100年と言われることが多くなった)人生の後半を、いかに充実した人生が送れるかは、事前の計画が欠かせません。

さらに、終活(断捨離やエンディングノート)や相続についても、事前に考える方が増えてきています。

セミナー受講者にうまく伝えるコツや心構えとは?

退職してからのことを時系列的に説明したり、具体的な事例を入れたり、専門用語の使用は避けたり、大ざっぱな部分と細かい部分のメリハリをつけて説明をしたりと、工夫をしていけば良いセミナーができるかと思います。

こういうやり方でないとダメだ、というようなことはありませんから、「ひと工夫とわかりやすく、簡潔に」を念頭に考えていただければよいのではと思います。

そこで、退職前に退職時に必要な手続が時系列でわかる「年金ライフサブノート」をご用意しました。退職時のお供にご活用いただければ幸いです。

「年金ライフサブノート」の特徴

★退職準備セミナー等の資料として最適です。

★「60歳前」「60歳台前半」「65歳になったら」というように、時系列でわかるようになっていて、基本的に必要な知識がひととおり理解できます。

★自由に記入ができるようにメモ欄、年金ライフにかかわる連絡先の記入欄があり、自分用に補足できます。

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三宅 明彦(みやけ あきひこ)/社会保険労務士

東京都社会保険労務士会所属。
金融機関等での豊富な年金相談経験をもつ。多数の年金セミナー・年金研修等の講師を務める。現在、東京都社会保険労務士会の年金講座講師。著書多数。『年金ライフサブノート』(社会保険研究所)の監修を務める。

 

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