年金時代

公的年金 2018年度の収益率1.52%、収益額2兆3,795億円―GPIF運用状況

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は7月5日、2018年度の運用状況を取りまとめ、公表した。年間の収益率は1.52%のプラスとなり、収益額は2兆3,795億円となった。市場運用を開始した2001年度からの累積収益率はプラス3.03%で、累積収益額は65兆8,208億円。運用資産額は159兆2,154億円となった。利子・配当収入であるインカムゲインは3兆409億円(収益率1.91%)となり、初めて3兆円を超えた。資産構成割合は国内債券26.30%(市場運用25.75%、財投債0.55%)、国内株式23.55%、外国債券16.95%、外国株式25.53%、短期資産7.67%だった。髙橋則広・GPIF理事長は市場環境について「年の前半は株式市場も好調でマーケットも落ち着いていたが、年末近くになって景気が変動し、先行きの不安、特に米国の中央銀行がさらに引き締めをするのではないかという恐怖感がマーケットに伝わったこともあり、12月から1月にかけて大きく下落した。1月末以降は市場が平穏を取り戻して年度間が終わった。したがって、たいへんボラティリティ(価格変動率)の大きい1年間だった」と会見で述べた。

 

 

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