年金時代

公的年金 資金運用部会でGPIFの30年度実績評価等を了承

厚生労働省の社会保障審議会資金運用部会(部会長=神野直彦・日本社会事業大学長、東京大学名誉教授)は7月29日、第9回会議を開催しGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の平成30年度業務実績評価および第3期中期目標期間評価(見込み評価)の内容について議論を行った。法改正により独立行政法人の評価スキームが変わり、平成27年4月以降、社会保障審議会(資金運用部会)への諮問が必要になっている。「運用手法、運用対象の多様化、株式運用における考慮事項」「透明性の向上」「管理及び運用に関し遵守すべき事項」などの項目において、目標を上回る結果を残したことからA評価となったが、それ以外の項目では目標達成を示すB評価となり、最終的に総合査定はB評価とした。

委員からは、ESG投資やTCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)などへの積極的な取り組みや保有銘柄の開示などが評価された一方、「透明性の向上」において、結果からどのような成果が得られたのか説明が不十分との意見も示された。一部の表現について修正は部会長に一任されたものの、評価内容はおおむね了承された。

第9回社会保障審議会資金運用部会資料 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205486_00004.html
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