年金時代

公的年金 GPIFの次期中期目標等の議論について審議

厚生労働省の社会保障審議会資金運用部会(部会長=神野直彦日本社会事業大学学長・東京大学名誉教授)は10月3日、GPIFの次期中期目標(2020~2024年度)を策定するにあたり、議論の進め方等について確認した。GPIFの次期中期目標に向けた検討にあたっては、以下の点について議論することが年金局より提案された。

①GPIFの運用に求められる基本的考え方

②長期的かつ安定的に運用収益を確保するための取り組み

  •  長期的な収益確保のための分散投資の推進等
  •  スチュワードシップ責任を果たすための活動
  •  ESGを考慮した投資・運用対象の多様化(収益確保の観点からのオルタナティブ資産への投資)

③長期運用の考え方や取り組みについての国民への情報発信

④高度専門人材等の確保・育成

また、次回はGPIFから現状の取り組み等についてヒアリングを行ってはどうかとの提案もあり、おおむね了承された。

今後は、11月からGPIFの次期中期目標に向けた検討を行う。この検討事項の中には、2017年10月に施行されたGPIF法改正法附則で定めている施行後3年を目途に運用の在り方を検討することも含まれている。2020年1月~2月に次期中期目標の審議を経て諮問・答申を行った後、厚生労働大臣がGPIFへ次期中期目標を指示する予定だ。それを受けてGPIFが提出する次期中期計画(案)について審議し、諮問・答申を行うとしている。

年金時代