年金時代

統計調査 母が有職の割合は平成22年出生児は平成13年出生児よりも高い結果に

厚生労働省は5月13日、第9回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況を公表した。この調査は、平成 22 年に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察し、21世紀の初年である平成13年に出生した子の調査との比較対照等を行うことにより、少子化対策等の施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的としている。第9回調査における対象児は9歳(小学3年生)だ。母の就業状況の変化を見ると、母が有職の割合は第9回調査で75.0%となり、平成13年出生児(第9回)の63.8%に比べて11.2ポイント高い結果となった。そのうち、「勤め(常勤)」の割合は、第1回調査(出産半年後)の25.1%から第9回調査(小学3年生)の27.0%までゆるやかな上昇傾向となり、「勤め(パート・アルバイト)」の割合は、第1回調査(出産半年後)の5.9%から年々上昇し、第9回調査(小学3年生)では40.9%となっている。また、出産1年前の就業状況が「勤め(常勤)」の母について、第1回調査から第9回調査までの就業状況の変化を見ると、平成22年出生児の各回における「勤め(常勤)」の母の割合は平成13年出生児よりも高い割合で推移し、第1回調査から第9回調査まで継続して「勤め(常勤)」の母の割合は平成 22年出生児では 37.5%と、平成 13 年出生児の26.6%に比べ 10.9ポイント高かった。

平成22年出生児について、放課後に過ごす場所(複数回答)を見ると、「自宅」が77.2%と最も高く、次いで「習い事、スポーツクラブ、学習塾等」40.7%、「公園」34.6%の順だった。平成13年出生児と比較すると、「学童保育」の割合は12.3ポイント高い結果となった。平成22年出生児について、第7回調査(小学1年生)から第9回調査(小学3年生)までの放課後に過ごす場所(複数回答)の変化をみると、学年が上がるにつれて「学童保育」の割合が低下している一方、「自宅」や「子どもの友だちの家」、「習い事、スポーツクラブ、学習塾等」の割合は上昇した。

平成22年出生児(第9回)が母と一緒に過ごしている時間を見ると、平日の最も長い時間帯の「6時間以上」は26.1%、休日の最も長い時間帯の「10時間以上」は65.9%だった。第7回調査(小学1年生)から第9回調査(小学3年生)までの平日-休日に母と一緒に過ごしている時間の変化を見ると、平日、休日ともに、学年が上がるにつれて長時間(平日は「6時間以上」、休日は「10時間以上」。以下同じ。)の割合は低下した。また、平成13年出生児と比較すると、いずれも長時間の割合は高くなった。

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